戸津井鍾乳洞に行ってきた

和歌山県日高郡由良町にある戸津井鍾乳洞というところにいってきました。
どこのあるかというと、ウミネコの産卵地として、たくさんのウミネコがやってくることでも有名な白崎海岸の近くで、すこし山の中に入った所にあります。

戸津井鍾乳洞は、規模的には小さいですが、横を向かないと通れないような細い通路があったり、自然に近い感じでおもしろかったです。ここに書かれていた看板によると、地層的にはかなり古く古生代ペルム紀(2億5000万年以上前)のもので、貴重な鍾乳洞だそうだ。

鍾乳洞近くにあったお店の人の話では、鍾乳洞自体はもっと広くてずっと続いているそうだか、町の予算がなくて見れるように出来たのは今の大きさになったということみたい。
白崎海岸に予算をとられ、こちらはあまり開発されないと少し残念そうでしたが、私もそう思いますね、地層の古さや規模においても秋芳洞にも負けない日本屈指の鍾乳洞になっていたかも知れないだけに残念ですね。産業の少ない和歌山県だけに観光名所として和歌山県の事業として開発されたらどうでしょう。良いと思いますけどね。

とはいえ、現在でも日本屈指の古い地層を見ることができるのは一見の価値があると思うので、一度、行かれてみたらどうでしょう。特に和歌山県に近い近畿地方の方にはお勧めです。
だだ、現在は、土日祝と春・夏・冬休み期間中の毎日のみの開洞ということなので事前に確認しておいたほうがいいですね。あと、車で行かれる方は、道幅が狭い山道を結構走らないといけないので、運転に自信がない方は別の方法を考えたほうがいいかも。

帰りに、白崎海岸にも寄ってきました。白崎海岸は何度か行ったことがあったのですが、久しぶりに行くとかなり広くなっていました。喫茶店?やダイビング関係のお店?のような施設も出来ていました。
海岸近辺は、白崎海岸県立自然公園に指定され、日本の渚百選に選定されているということで、白い石灰岩で囲まれた白崎海洋公園を中心にダイビングスポット、海水浴場が多数あって結構にぎわっているようですね。ただ、冬場は寒い!!風が吹き抜けるので、体感的にはかなり寒く感じました。

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